図解を作るときは、絵のきれいさだけでは決めにくいものです。文字は合っているか。数字とグラフは同じ内容か。5枚を並べても、同じシリーズに見えるか。投稿に使うなら、ここまで見たいですよね。
今回はチェックリスト、カルーセル、データ図解、デザインの描き分け、商品コラージュ、キャラクターのQ&Aを比べました。本文では6つの企画に絞り、使う前に見る場所を紹介します。
この記事のCodex(ChatGPT)側は、Codex内蔵の画像生成で作った出力です。通常のChatGPT画面での操作比較ではありません。もう一方は、提供されたGemini(Nanobanana)の出力です。Nanobananaのバージョンは未確認のため、番号を付けません。正式な内部モデルIDは確認できていないため、特定モデルの一般性能ランキングとしては扱いません。Gemini側の実送信全文、参照画像の添付と同一性、生成回数は独立確認できていません。以下は保存された今回の画像を見比べた結果です。

画像AI図解|7項目の文字とチェック欄
最初は、保存して見返すチェックリストです。短い文でも、項目数や順番がずれると使いにくくなります。
指示の要点と結果(P23)
題名は「投稿前の確認7項目」、副題は「画像AIで作ったら」。7つの質問と、未記入の四角を7個指定しました。人物やロゴは入れません。

両側で題名・副題と7項目を読み取れ、チェック欄も7個ありました。文章だけでなく、欄の数と未記入であることを一緒に確かめるのがポイントです。Codex側は文字を大きく使い、Gemini側は左右の空間が広めです。双方とも最下段は端に近く、外周5%を全体で守ったとはいえません。文字が切れていないことと、指定どおりの空白があることは同じではありません。
公開するときは、元画像を拡大して読む確認に加え、投稿サイズまで小さくした表示も見ます。長い項目だけ文字が小さく見えないか、下のカードが画面の端へ寄っていないかを確認してください。今回、Instagramアプリの実機表示は検証していません。
画像AI図解|カルーセル5枚の統一感
カルーセルは、横にめくって読む複数枚の投稿です。1枚がきれいでも、5枚を並べると飾りや余白の違いが気になることがあります。今回は前の画像を参照として渡さず、共通の文章仕様で各ページを独立に生成する課題です。実際の独立会話の実行履歴は確認していません。
配色と追加文字の違い(P24-1〜5)
アイボリー背景、濃紺の文字、青緑のアクセント、共通シリーズ名とページ番号を指定しました。5枚を1企画として並べ、文章の正確さとデザインの統一を別々に見ます。

両側とも共通の配色は見えます。一方、題名の飾り、カードの扱い、余白の位置はページごとに変わりました。色をそろえる指示だけで、各要素の位置や大きさまで固定できたとはいえません。
Gemini側の2枚目にはカード内に「ブログ」、3枚目には「主役/文字/配置/比率」という文字が追加されています。指定外の言葉を入れない条件との差です。内容に関係のある言葉でも、依頼した文だけを使うこととは別に見ます。
継続投稿に使うなら、共通の色だけでなく、題名を置く位置、本文の範囲、ページ番号の位置まで決めると確認項目が明確になります。ただし、この追加指定による改善は今回試していません。5枚すべての比較画像は資料一覧に残しています。
画像AI図解|数字と図形の一致
数値入りの画像では、文字が正しくても確認は終わりません。棒の長さや円の面積が、その数字に対応しているかを見ます。
架空アンケートの比較(P26)
100人が1つずつ答えたという架空の設定で、SNS40人、資料30人、ブログ20人、その他10人を指定しました。実際の調査結果ではありません。

両側とも今回の数値表示と、棒の長さの4:3:2:1という大枠は目視で対応しています。円の区分も目視上は対応して見えますが、角度の精密測定を済ませた結果ではありません。
チェックは、合計が100になるか、項目と数値が入れ替わっていないか、凡例の色が合うか、棒と円が同じ値を示すかの順に行うと整理できます。資料や記事に使うなら、画像を眺めるだけでなく、元の数表とも照合してください。
今回の例から、別のデータでも常に正確になるとはいえません。数値を変更して再生成したら、新しい画像でも同じ確認が必要です。
画像AI図解|同じ文章のデザイン3種
落ち着いた投稿と、目を引く投稿では、欲しい見た目が違います。ここでは文章を固定し、見せ方だけを変えました。
ミニマル・ポップ・雑誌風(P27a〜c)
題名は「画像づくりの5つのコツ」。5項目の文と順番をそろえて、ミニマル、ポップ、雑誌風の3種類を指定しました。各版は独立生成です。

両側とも、今回の3版では5項目の内容と順番を維持して描き分けています。雑誌風では、Codex側は見出し2行と非対称の配置、Gemini側は見出し1行と縦リストになりました。ここで見たいのは、どのデザインが好きかだけではありません。画風を変えても、伝える内容が残っているかを確かめます。題名、5項目、番号、順番を見てから、紙の質感や装飾を比べると違いを読み取りやすくなります。
余白を広く取ると落ち着いて見え、装飾や色を増やすとにぎやかになります。ただし、好みに合う見た目と指定への適合は分けてください。文字の端や外周の装飾も、掲載前に点検します。
画像AI図解|商品とキャラクターの保持
元の素材を使う画像には、文章とは別の確認が必要です。商品なら形やラベル、キャラクターなら顔や服、話者が保たれているかを見ます。
商品コラージュの瓶(P33)
白いキャップの円筒形ガラス瓶を参照にし、紙片を重ねた背景へ配置しました。元の木の机や壁は持ち込まず、瓶の形、液面、ラベルを保つ指示です。


Codex側は、参照の幅広い白キャップや円筒形、ラベルに視認上近い出力です。Gemini側は紙のコラージュと商品1本を反映する一方、キャップが溝付きに変わり、瓶が細長くなっています。ラベルには指定外の小さな欧文もあります。
商品らしく見えることと、元の商品を保つことは別です。実商品の紹介に使うなら、参照と並べて形や表示を確かめる必要があります。この比較は画素単位の完全保持を保証するものではありません。
Q&Aの話者と吹き出し(P34)
黒猫アキソンが質問し、ハルカが答える3段の図解です。キャラクター参照を使い、題名と6つの指定文、吹き出し6個を指定しました。

両側で3段の構成と6つの文を読み取れます。Codex側には指定外の疑問符や効果線があり、頭や耳が端に近い箇所もあります。Gemini側は文の折り返しや人物の表情が異なります。
顔の特徴だけでなく、吹き出しの尾が質問者・回答者へ向いているかも点検します。参照への厳密一致や、余白を含むすべての条件への完全適合を、この例だけで保証することはできません。
画像AI図解|投稿前に見る5つの場所
今回の作例では、文字、図形、参照素材を分けて見ると、直したい場所が見つけやすくなりました。最初の1枚は、短い文章のチェックリストから試すと点検項目を絞れます。
- 指定した文章が、抜けたり増えたりしていないか
- 数値とグラフ、項目と色が対応しているか
- 矢印や吹き出しが、意図した順番と話者を示すか
- 商品やキャラクターの特徴が変わっていないか
- 外周と文字の周りに空間があり、縮小しても読めるか
この18組は各用途の作例比較です。一般的な成功率や、すべての図解に通用する勝敗を測定したものではありません。生成後に直す場合も、最初の出力を残して変更点を記録すると、何が変わったかを見返せます。
用途の選び方は総合比較、元画像の修正は画像編集・キャラ再現の比較にまとめています。

コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 図解画像の見え方を比べたい場合は、Codex(ChatGPT)とGeminiの図解・SNS画像の比較も参考になります。 […]