服の色だけ変えたいのに、背景や小物まで変わってしまう。画像編集AIを選ぶなら、完成画像の雰囲気だけでなく、変えた部分と残した部分の両方を見る必要があります。
この記事では、キャラ再現・紙の受け渡し・服の色変更・3枚合成・連続編集・物体削除の6例を比較します。ブログやSNSで同じキャラや商品画像を使い回したい方に向けて、修正時の確認点を整理しました。

色だけ直してほしいのに、別の絵になることもあるんですね。
今回の結果では、色変更や削除の主な目的を両側で確認できました。一方で、手の左右や背景の配置には違いがあります。変更箇所と保持箇所をセットで見ると、使いたい画像か判断しやすくなります。


ChatGPT画像編集|比べる前の条件確認
今回の左画像はCodex(ChatGPT)側、右画像は利用者提供のGemini側です。正式な実行モデルIDは両側で未確認です。この記事では「Codex(ChatGPT)」と「Gemini(Nanobanana)」の表記で比較します。Nanobananaのバージョンは未確認のため、番号を付けません。
色変更などの比較には、Gemini側が参照素材の直接添付後に再生成した版を使っています。この記事のキャラ再現・紙の受け渡し・色変更・3枚合成が該当し、Codex側は初回出力です。試行履歴がそろった初回比較ではありません。
本記事の根拠となる追加15組では、提供表の保存指示文は原本と一致しています。直接添付は提供記録に基づき、実送信全文・参照添付の同一性・試行履歴の全体は独立確認していません。この条件を踏まえ、得られた画像の違いを見ていきます。
ChatGPTキャラ再現|顔・服・ポーズ
参照キャラを別の場面に出すときは、特徴の再現と動作の自然さを分けて見ます。同じ髪形や服でも、姿勢に違和感が残ることがあります。
指示の要点:参照のハルカと黒猫アキソンを、相談している場面に描きます。髪・服・猫の目などの主要な特徴を維持する課題です。


左は参照の髪や服、猫の目を反映し、ハルカが膝をつく姿勢です。頭頂の余白は小さくなっています。右にもボブヘア・衣装・猫の金色の目が見えますが、座る姿勢を支える椅子が描かれず、浮いているようにも見えます。
右のハルカの瞳は、参照の金茶系に対して青灰寄りです。主要特徴の反映を顔の完全一致とは扱いません。キャラ用途では髪・服・目の色を先に照合し、次に手足と姿勢を追うと確認しやすくなります。
ChatGPTキャラ編集|紙を持つ手と角
2人が物をやり取りする場面では、誰のどちらの手かを確認します。この例では、両側ともハルカの手の指定にずれがありました。
指示の要点:紙1枚を2人で持ち、腕を交差させずに受け渡す課題です。ハルカは本人の右手で紙の左下角を持つよう指定しています。


左は紙1枚と非交差の構図を反映しています。ただし、ハルカは本人の左手で、見る側から左上寄りを持っています。右も本人の左手で紙の左辺寄りを持ち、右手は下にあります。
両側とも右手・左下角の指定には一致していません。右の黒猫は右手を使っていますが、紙の右辺中ほど寄りへの接触です。手の左右と、紙のどこを持つかも別の条件です。
修正するなら、一度に全体を描き直す指示より、「ハルカの右手を紙左下角へ。紙は1枚のまま」と変更対象を絞る方法が考えられます。修正後も同じ順番で確認が必要です。
ChatGPT画像編集|服の色だけ変更
部分的な色変更では、対象が変わったかに加えて対象外が残ったかを見ます。今回の両画像では、主な変更と保持を確認できました。
指示の要点:元画像のハルカの服だけを淡い青へ変更します。黒猫の白い服、リンゴ3個と立方体2個、配置や文字は維持する課題です。




左も右も、ハルカの服は淡青になっています。黒猫の服は白のままで、リンゴと立方体の数、元構図や文字も視認上保持しています。服の変更という主目的は両側で確認できました。見た目がよく似ているこの組は、両側で同程度に目的を達成した例であり、優劣を示す例ではありません。
右は、参照素材が届いていなかった前回の別構図から、直接添付後に変わった再生成版です。この経緯から、参照が実際に渡ったかの確認は大切だと分かります。ただし、改善をモデルだけの効果とは断定できません。
細部の全画素が同じという意味でもありません。対象外の物体数や文字、輪郭まで元画像と並べて点検するのがよいです。
Gemini画像合成|3枚の配置
複数の素材を組み合わせる場合は、素材が存在するだけでなく配置も合っているかが確認点です。今回の背景配置と瓶の中央指定はGemini側が近い結果でした。
指示の要点:人物・商品瓶・キッチン背景を合成します。KOMOREBIの瓶1本を中央付近へ置き、白い天板の前で人物が両手を重ねる構成です。


左は人物の髪や瓶の文字、白い天板を反映していますが、大きな左窓を追加しています。瓶も中央より左です。右は元背景の右窓・左壁・レンジフードに近い配置で、瓶も中央付近にあります。
背景配置と瓶の位置という2項目で右が条件に近いと読めます。右は再生成版、左は初回版なので、同回数の試行を経た優劣には置き換えられません。人物の顔の厳密一致も未測定です。
ChatGPT連続編集|前の変更を維持
続けて編集するときは、前の変更が戻っていないかを見ます。この例では、背景色を残しながらラベル文字を置き換えられています。
指示の要点:先に壁を青灰色へ変えた画像を使い、次に瓶のKOMOREBIをLUMORIへ置き換えます。青灰色の壁はそのまま維持する課題です。


左も右もLUMORIへ置き換わり、前段の青灰色壁を視認できます。右の文字は左より大きく見えますが、文字の大きさだけで優劣は決まりません。
直前の編集結果を入力にすることが、こうした作業の確認点です。元画像と途中版を取り違えると、前の変更を引き継ぐ条件が変わります。各段階の画像を残しておくと、どこで戻ったかも追えます。
Gemini画像編集|マグと影の削除
物を消す編集では、影と周囲の模様にも目を向けます。今回の両側でマグとその影の除去を確認できました。
指示の要点:机の上のマグを、中身・取っ手・影も含めて削除します。残るノート・ペン・鉢の位置を保ち、空いた場所を木目で補う課題です。


左も右もマグ本体と影を除去し、周囲の形や配置をおおむね維持しています。ただし、左ではノート表紙の細かな模様に差が見えます。補った木目や周辺の質感も同一ではありません。
削除できたことと周囲が完全不変なことは別です。商品写真などで細部が重要なら、消した場所の縁だけでなく、残した物のラベルや模様まで見比べてください。
ChatGPT画像編集|修正前後の確認手順
編集の指示には、変えるもの・残すもの・位置を書き分けると、結果を点検しやすくなります。最初は色変更など小さな課題で試すのがよいです。
たとえば「添付画像の人物の上着だけ淡青に変更。顔・髪・背景・小物の数と位置は維持」と依頼し、変更箇所から確認します。続けて対象外の文字や輪郭を追い、直す場所があれば具体的に伝えます。この書き方でも完全保持を保証するわけではありません。
参照画像が添付されているか、続きの編集なら直前の版を渡しているかも確認してください。元画像と各段階の結果を残すと、修正の原因を探しやすくなります。
用途全体から選びたい方は、文字・人物・サムネイルなどの5例比較へ。投稿用の図解は、Instagram図解・インフォグラフィック比較で紹介します。








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