中古リーフを考えてみる

リーフ

新車だと結構な値段でして中古という選択肢も考えたいですね。

中古リーフはどうなのって現役リーフオーナーの目線で考えてみました。

ちなみにオーナー歴はAZE0(30kWh)を3年半

ZE1e+(62kWh)が1年2か月

※電気代は東京電力 夜トク12の場合、午後9時から午前9時までの電気料金は22.97円で計算します。

日産リーフ(ZE0) 前期24kWh 2011年~

ここは〇:激安! (車両価格25.0万円~)※グーネットで検索

ここは×:後続距離は期待できない(バッテリーが劣化しているため)

 

年式は平成23年(2011年)と初期型がほとんどでしてバッテリーの劣化は必ずあります。

24kWhの容量で6セグとするとバッテリー12kWh、平均電費を7km/kWhとすると84km

実際は0%まで使うのはまれですので100%充電しても40~60km程度でしょうか。

自宅充電が毎日できて1日50km程度と決まっているなら通勤専用として有りだと思います。

ただし冬場はヒーターを使うとバッテリーの減りが大きいのでひざ掛けなど寒さをしのぐ工夫が必要かも・・・

 

日産リーフ(ZE0) 中期24kWh 2012年11月~2015年11月

ここは〇:これも激安! (車両価格28.8万円~)※グーネットで検索

ここは×:後続距離は初期型と同じで期待できない(バッテリーが劣化しているため)

 

年式は平成24年(2012年)ですが11月の発売なので実質2013年以降のモデルが対象です。

日産自動車のニュースリリースによると以下がトピックスですね。

  • お求めやすい新グレード「S」の投入

  • 「本革シート」や「BOSE®*1Energy Efficient Series」「アラウンドビューモニター」など、魅力的な装備を追加

  • 大幅な軽量化や回生性能の向上、省電力暖房システムなどの採用により 満充電時の航続距離228km(JC08モード)を実現

以下の装備が冬場に活躍します。

・ヒートポンプ式キャビンヒーター(Sグレード除く)

・全席シートヒーター

・ステアリングヒーター

新しい装備以外は初期型とほとんど差がありません。

しかし途中から「エアロスタイル」という専用バンパーが付く

グレードが追加されています。

日産リーフ(AZE0) 後期30kWh 2015年12月~2017年9月

ここは〇:バッテリ容量が増えたので初期~中期より走行距離が増える

ここは×:見た目が変わらない

 

年式は平成24年(2012年)ですが11月の発売なので実質2013年以降のモデルが対象です。

日産自動車のニュースリリースによると以下がトピックスですね。

充電走行距離が280kmに大幅アップし、自動ブレーキを全グレードに標準化

バッテリーの劣化もそこまで進んでおらず12セグであれば

100%充電で往復で150~200km程度の走行が可能です。

24kWh車とも価格差が大きくありませんので狙うなら

30kWhバッテリー搭載車です。

現行型日産リーフ(ZE1) 40kWh 2017年9月~

 

ここは〇:大容量バッテリーで300km程度走行可能

ここは×:中古でも最安で180万円程度とまだ安いとは言えない

 

日産自動車のニュースリリースによると以下がトピックスですね。

400km(JC08モード)の航続距離を実現

高速道路単一車線での自動運転技術「プロパイロット」の採用

「e-Pedal」でワンペダル走行が可能

やはりバッテリー容量に余裕がありますので

お金に余裕があれば選びたいです。

リーフをファーストカーにしてもOKと思います。

さらにe+ともなれば400km程度は満充電で走行できるので

初期型からすると格段に進歩していますね。

安い中古リーフ買うなら?

とにかく安くリーフに乗りたいとなると

最安値よりは予算50万円程度で中期型Gグレードがいいと思います。

バッテリーの劣化具合はメーター表示のセグを見るしかないです。

理想は12セグですが年式的には10~11セグ程度が妥当なところでしょうか。

正直なところ走行距離で判断できないところもあります。

それは使い方でバッテリーの劣化具合が変わってしまうから。

安心して乗りたいとなると比較的新しい後期30kWhが100万円以下なので

あまりにも安い初期リーフはちょっと不安です。

 

自宅充電の場合

自宅に普通充電できるようになると

たとえば50km×20日=1000kmとなりますね。

1日8時間充電と考えると8h×22.97円=183.8円×20日=3675円×12か月=44102円

ガソリンと比較すると44102円÷130円/L=約339Lとなるので

年間12000km÷339L=約35.4L/kmとなります。

ハイブリッドカーだと30系プリウスの実燃費が約20.0L/kmとして

年間12000km÷20.0L=600L×130円=78000円となりまして

ハイブリッドカーから乗り換えると燃料代だけであれば

年間で3万円以上の節約にはなります。

急速充電の場合

急速充電だけとなると今はZESP3になるので

毎日充電する場合はプレミアム40が一番安くなります。

中古リーフだとバッテリーの劣化度合であまり充電できないことを

想定すると条件は悪化します。

急速充電ですと燃料費の削減はかなり難しいですね。

プレミアム10の場合

月額基本2500円/月×12か月=30000円/年

急速10分/回は10回まで無料

仮に20日間毎日30分充電として

20日×30分=600分-100分(プランに含む)=500分÷10分/回=50回分

350円/10分なので350円×50回=17500円

基本2500円+17500円=20000円/月

プレミアム20の場合

月額基本4500円/月×12か月=54000円/年

急速10分/回は20回まで無料

仮に20日間毎日30分充電として

20日×30分=600分-200分(プランに含む)=400分÷10分/回=40回分

300円/10分なので300円×40回=12000円

基本4500円+12000円=16500円/月

プレミアム40の場合

月額基本8500円/月×12か月=102000円/年

急速10分/回は40回まで無料

仮に20日間毎日30分充電として

20日×30分=600分-400分(プランに含む)=200分÷10分/回=20回分

250円/10分なので250円×20回=17500円

基本8500円+5000円=13500円/月

まとめ

月々のガソリン代を減らすことを目的にする場合自宅充電必須ですね。

自宅充電と中古リーフの運用だとハイブリッドカーより燃料費安くなります。

オススメしたいのは後期Gグレード30kWhの4年落ち100万円以下のリーフです。

シートヒーターとハンドルヒーターで冬場も快適ですよ!

ただし急速充電だけだとZESP3で毎月お金掛かるので今は止めたほうが良いです。

以前の旅ホーダイのような使い放題プランはありませんから・・・。

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